US History #1

 

1st gradeの長男が今日は工作が楽しかったと帰ってきた。イギリスからアメリカへの最初の移民の人たちが作った柵をみんなで作ったらしい。

そこからSocial studyで最近学んだことを教えてくれた。

 

---以下長男の話のまとめ---

1607年に144人(全て男性)の移民がイギリスから到着。VirginiaにJamestownを作った。これがアメリカへの永住の始まり。

12月にイギリスを出航。キャプテンChristopher Newportの指揮のもとDiscovery、Susan Constant、Godspeedの三艘の船は半年間の航海を越えアメリカ東海岸に5月に到着した。

ただ上陸後も厳しい環境が待ち受けていた。マラリアや厳しい冬を越えた一年後、残っていたのはたったの38人だけだった。

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(Source: https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Virginia_quarter,_reverse_side,_2000.jpg)

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アメリカの歴史を詳しく知らなかったので新鮮でもあり、思いの外詳しい内容を一年生にしてもう習うんだなという驚きもあり面白かった。

それにアメリカの歴史って16, 17世紀から始まるのが日本の歴史と大分違うなぁと。

日本の歴史といったら、土偶を経て卑弥呼と大和朝廷が定番の始まりだ。吉野ヶ里遺跡の話を聞いたりして古墳のロマンを感じたのを覚えてる。

 

そして、144人のうち、一年後に生き残ったのが38人だけという、厳しい事実へのexposureが一年生という小さい頃からというのにも衝撃。事実、長男はこの話を聞いて悲しくなったからよく覚えているんだ、と。

 

アメリカでは将来への希望がありつつも日常的に戦闘能力を問われる(交渉、差別/区別対応、議論が日常的に必須)と感じていたが、その根幹は歴史にあるんだなと理解が深まった。

 

Jamestown Settlement and the "Starving Time" [ushistory.org]