US History #2 アメリカの公民権運動
来週月曜日はMartin Luther King Jr. Dayで祝日。
これにまつわり、長男のクラスではアメリカの公民権運動を学んだと、教えてくれた。
私も知識としては知っているものの、1st gradeから現代史の話をすることに驚き、また人種差別や公民権運動についてオブラートに包んだりせず、ガッツリ教えることにも静かな衝撃を受けた。
考えてみれば、Black Lives Matterなど公民権運動に繋がる活動というのは今なお続いており、小さいうちからしっかり考えるようにするというのはこちらでは当たり前なのかもしれない。
歴史を学ぶ、という感覚ではなく、これから生き抜くために知っておく必要があること、ということなのかも。
以下、長男から教わった3人。私も一緒に再学習。
①Martin Luther King Jr
"I have a dream" スピーチを聞いたとのこと。
I have a dreamのフレーズは何度も繰り返して伝えられたこと、キング牧師自身には4人の子供がいて次世代へのよりよき社会を思って語られたこと、そんなことを学んだと教えてくれた。
②Rosa Parks
公民権activistの1人。アフリカ系アメリカ人で、バスで白人用の席に座り逮捕され、バスボイコット運動の契機となった人だと。
昔はアメリカでは白人と有色人種で扱いが違ったことを学びはじめている様子。
③Ruby Bridges
白人学校にはじめて通ったアフリカ系アメリカ人。4人のうちの1人とのこと。また、通った生徒だけでなく、アフリカ系アメリカ人生徒を温かく迎えて支えた白人の先生たちも一部おり、こういった行動が積み重なって差別撤廃が少しずつ進んでいった、とのこと。
私は知識として知っているだけだったのだけも、まだこの方がご存命で、慈善活動などアクティビストとして活躍されていることを初めて知り、差別撤廃はまだまだ温度のあるもので、これからも紡いでいかなければいけないことと気持ちが引き締められた。