バースデーパーティー

今年はたくさんのお友達がバースデーパーティーを盛大に再開。折角の機会だし、子供たちにとってはアメリカがホームなわけなので、今年は子供たちのバースデーパーティーを開こうと決めた。

 

決めてからexecuteまで3ヶ月の長期プロジェクト。

さぁ、無事にうまくいくのか…

アメリカでバースデーパーティーしたことがないので全てが手探り。先人の知恵(先に開いた人のやり方から学ぶ、Google検索しまくる)を借りながら一つずつ進めていく。

 

まずは場所。

家でやるか、外の会場を借りるか。

家でやる場合は子供たちが退屈しないようにパーティーの催しものをしなくてはいけなくて、マジシャンやパペットショー、スーパーヒーローショーなどいろいろと見積もりをとり、イスとテーブルのレンタルなども調べて。外でやる場合はトランポリン施設からボーリング、映画館のパーティープレイス、プレイグラウンドなどまたも沢山の選択肢を見て。

長男・次男は6日しか誕生日が離れていないから一緒にやるか、別々にやるかも頭を悩ませた。

結局、たくさん呼ぶなら外の会場で、そして4歳と7歳だと楽しく遊べることが違うので別々にすることにした。10月終わりに予約をして頭金を払ってまずは場所が確保できてほっ。

 

さて次は招待状。

折角なので招待状を通して子供たちの好きなものとかが伝わるといいなと思い、まずは子供たちと招待状に使うキャラクターを決めた。

それからEtsyやEviteをみて実際の画柄を決めていく。100以上もあるアイデアの中から、あーだこーだいいながら絞り込み、フォントやメッセージ、必要な情報を入れ込んで最終的にそれぞれ気に入ったドラゴンボールの招待状ができた。ふぅ。

 

そしたら招待客リスト。

長男は小学校の保護者連絡リストから同じクラスの子を中心にメールアドレスを整備。次男は保育園の先生に同じクラスの子の名前を教えてもらいリスト化。

 

招待状配布の方法もそれぞれ異なる。

長男の友人は基本的にメールアドレスか電話番号がわかるので、出席者管理が出来るアプリからメアド宛に招待状をリンクで送る。ただ、international なエリアだけあって、名前もロシア系、アフリカ系、インド系、アラブ系などなど世界各国にルーツを持つ複雑なスペルの方が多くて、スペルを間違えないようにリストを作り上げるだけでヘトヘト。

次男の保育園は保護者連絡リストを共有しない方針なので、招待状は結婚式みたいに紙ベースのカードにしてクラスメイトのバックに入れてもらうというアナログなやり方。ソフトファイルで準備した招待状を印刷屋さんに発注するなどして仕上げる。

招待状発送が終わると返事をくれる親御さんたちとのやりとりがそれぞれはじまる。ここで少し子供たちの友達がどういう子なのかのイメージももててなかなか面白い。

 

そして大事なケーキ探し。

参加者リストで実際に来れそうな人数を見込みながらケーキの大きさを考えたり、いくつかのケーキ屋さん毎の味を事前に比較吟味してケーキオーダー。

ケーキのデコレーションのケーキトップやキャンドルも準備して。

 

最後は当日の会場デコレーションからグディバッグ準備と、諸所多数な買い出し。デコレーションバルーンを何にするか、グディバッグに添えるメッセージカードを招待状と合わせて作ったり。

 

ここまでは順調。

さて、あとは前日にオーダーしたケーキとバルーンブーケを受け取って、さぁ、寝て元気に起きればバースデーパーティー!!

 

……なのに先にパーティーを開く長男、パーティー前日の夜、咳がで始めた…

コロナは陰性だったので、翌日良くなっているかもという首の皮一枚の希望を当日に繋ぐ。

キャンセルするとなると、招待客への連絡、予約会場のキャンセルポリシーはどうなっていたか、など万一の事柄が次から次へと出てきて夜なかなか眠れない。

そもそもキャンセルがいいのか、薬飲ませてパーティー開いた方がいいのかも正直迷った。

ただ、大事なことは子供が元気に健康であること。

パーティーはそのベースが整った上でやるものであるという根本は忘れちゃいけないと思い、金銭的・労力的な負担は今回は比較検討要素に考慮すべきじゃないと思い至った。

 

そして朝。

長男、39度近くの発熱…

夜中にグルグルと考えていたことが少しは役に立ち、サンクコストは忘れ、right things to doができる親であるため、断腸の思いでキャンセル。

そしてただキャンセルさるだけでは子供にとって悲しいだけだし、準備したものも勿体無いので、家族だけのハウスパーティーにすることに。

 

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来週は次男のバースデーパーティー。

それまでちゃんと次男の体調が良いままをキープできますように。