日本語の「いる」と「ある」

今日、長男がいきなりクイズをはじめた。

 

長男「ライオンはいる?それともある?」

私「ライオンがいる🦁」

長男「正解!ママは日本語しってるから次は弟にクイズね。トラックはいる?それともある?」

次男「トラックがいる!」

長男「ブブー、トラックがあるだよ!でもそのトラックがトランスフォーマーで動くんだったらトランスフォーマーがいる、ね」

 

今日の日本語補習校で習ったらしい。

長男によると、動物とか自分で動くものは「いる」、そうじゃないものは「ある」を使うと。

 

確かにそうだ。

日本語を文法的に考えたことがなかったので新鮮だった。

 

この調子でしばらくクイズ大会は続き、日本語の怪しい次男の学びになったからよかった😊

 

パパに、じゃぁ「ウイルスはどっち?」とか「ロボットは?」とどちらでも当てはまりそうな意地悪な質問だされたりしたけど、自分なりに考えて答える長男。

あってる、あってないより考えて答えを言ってみる、その姿勢がよかったと母は思いました。

 

知己を得るということ

元来、人と話すならなるべく準備して臨みたい私。

 

日本語でもそうだし、英語になり仕事の話でもそう。

でも、英語でどんな話題がでてくるかわからない日常会話になると、それはそれは緊張する。

 

なので渡米後、割と控えめに人付き合いしていた。

コロナ禍だったこともあり、誘われることも限定的だったのだけど、ここ最近はいろいろな場面で知己を得ることが増えてきた。

 

子供たちのバースデーパーティーでお友達の親御さんと話したり、

子供たちのプレイデートや学校ボランティアで話したり、

ご近所さんの集まるパーティーなんてのも。

 

去年はあまりにうまく話せない自分にがっかりしたりしてたけど、今年はせっかくなんだからこうした機会で知己を得た方とのご縁を大切にしよう、と。

 

昨日はご近所の長男のお友達の家にお邪魔して、初対面の親御さんと2時間ほど世間話を楽しめた。

 

その方のご紹介で日曜日にご近所婦人会に呼んでいただいた…。アジア系はいないそうなんだけど、勇気を出して一歩踏み出してみよう。

 

さぁ、どんな景色が見えてくるかしら…(緊張)

アメリカでの耳垢掃除

子供たちごお医者さんで検診をうけると、かならず言われるのが耳垢とってね、ということ。

 

2人とも耳掃除が大嫌い。

でも耳垢はかなりひどくて耳の聞こえも悪いような気がする。

 

そこで毎回、耳掃除大喧嘩が勃発する。

 

でも、聞こえがよくないのは日常生活に差し障るし、お医者さんに勧められたとおり、ear dropを試してみることに。

 

今回は薬だけじゃなくて、洗い流すスポイトとセットになったものを購入。(市販薬で薬局で処方箋なしで買える)

 

まずは片耳、規定の15分。

じっとさせるのにも一苦労だったけど、洗い流しても、まぁ、少しはとれたかな、程度で奥の方の頑固な耳垢はまだ残ったまま。

 

次の日は反対の耳を、動画をみせながら。

今度はよごれが酷い場合の30分で。

スポイトで洗い流したらある程度落ちているのがわかった。ほっ。

まだ奥の方に頑固なのは少し残ってたけど、耳の穴はちゃんと見えるし、大部分はスッキリと綺麗に。

点耳から洗い流して数時間は耳に水が入った時みたいな違和感が続いたみたいだけど、一日たったら耳もよく聞こえる気がする、と。

 

しばらくじっとしておくのは努力はいるけど、痛がらないし、効果もあったので、これからは常備薬にして定期的に続けたいと思います。

US History #2 アメリカの公民権運動

来週月曜日はMartin Luther King Jr. Dayで祝日。

これにまつわり、長男のクラスではアメリカの公民権運動を学んだと、教えてくれた。

 

私も知識としては知っているものの、1st gradeから現代史の話をすることに驚き、また人種差別や公民権運動についてオブラートに包んだりせず、ガッツリ教えることにも静かな衝撃を受けた。

 

考えてみれば、Black Lives Matterなど公民権運動に繋がる活動というのは今なお続いており、小さいうちからしっかり考えるようにするというのはこちらでは当たり前なのかもしれない。

歴史を学ぶ、という感覚ではなく、これから生き抜くために知っておく必要があること、ということなのかも。

 

以下、長男から教わった3人。私も一緒に再学習。

 

①Martin Luther King Jr

"I have a dream" スピーチを聞いたとのこと。

I have a dreamのフレーズは何度も繰り返して伝えられたこと、キング牧師自身には4人の子供がいて次世代へのよりよき社会を思って語られたこと、そんなことを学んだと教えてくれた。


②Rosa Parks

公民権activistの1人。アフリカ系アメリカ人で、バスで白人用の席に座り逮捕され、バスボイコット運動の契機となった人だと。

昔はアメリカでは白人と有色人種で扱いが違ったことを学びはじめている様子。

 

③Ruby Bridges

白人学校にはじめて通ったアフリカ系アメリカ人。4人のうちの1人とのこと。また、通った生徒だけでなく、アフリカ系アメリカ人生徒を温かく迎えて支えた白人の先生たちも一部おり、こういった行動が積み重なって差別撤廃が少しずつ進んでいった、とのこと。

私は知識として知っているだけだったのだけも、まだこの方がご存命で、慈善活動などアクティビストとして活躍されていることを初めて知り、差別撤廃はまだまだ温度のあるもので、これからも紡いでいかなければいけないことと気持ちが引き締められた。

アメリカの格安航空

アメリカの格安航空チケットでここ2回旅行をして、その経験をログに残しておこうと思う。

 

Blue Jet

サンクスギビング休暇に使った航空会社。

まず、時間通りに発着◎。

エコノミーだとフライトの個人スクリーンはあるけど、イアホンは各自持参式。ワイヤレスが使えなかったので、ジャックタイプのヘッドホンを持っていかなかったため音声なしで子供たちは映像のみ楽しむ。

ジュースやコーヒーはサーブされた

 

Spirit

クリスマス休暇に使った会社。

3時間遅延。

その理由が日本では考えられないもので、フライトアテンダントが急遽1人足りなくなった、補填人員を探しているからしばしまてとのこと。これが搭乗時間を20分過ぎて初めての最初のアナウンス。

そしてどうなるんだと待つこと2時間。

ようやく次のアナウンス。フライトアテンダントが到着したのでこれから清掃してチェックイン準備するから今から30分くらい待てとのこと。

そういうの、まってる合間に他のスタッフがやっておくとかしないのがアメリカ。

調べたらSpirirtのフライトは今年は約20%が遅延しているとかのこと。

格安なのには理由がある。

 

そして個人スクリーンなし。

ジュース、コーヒー、お菓子等すべて有料。

 

総じてSpiritの方が酷い状況。

やはり格安と言われるだけあって徹底したコスト削減がされている。

そしてターゲットカスタマーにもそれをわかって

、追加サービスを求める場合はお金かかりますよ、という印象。

 

値上げが悪とされる日本とは違い、サービスが欲しければその分コスト高くなることが当たり前になっているアメリカ。

いいのか悪いのか。

 

どちらにせよ人生経験値が上がりました。

 

クリスマス2022

今年のクリスマスは大寒波。

最低気温マイナス14度、最高気温マイナス6度という大陸の激しい気候を改めて体感。

 

ほとんど家に籠る中、子供たちの体を動かすために地下でミニミニサッカー練習場所をつくった。

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小さいボールで、小さいゴールだけど、細かいコントロールの練習や、ヒザでリフティングをする練習になって、寒い冬でもサッカー練習が続けられそう。

 

そしてイブの夜はクリスマスディナー。

テーブルセッティングもクリスマスにして、ローストビーフ、美味しく食べれて満足。

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W杯 モロッコvsフランス準決勝

今日はかなり寒い日だったけど、出かけ先で人だかりが出来て盛り上がっていた。

スクリーンにはライブでワールドカップのモロッコ🇲🇦vsフランス🇫🇷戦。

応援団は大きなタイコまで持ち出すほどの熱が入っている。国旗をみる限り、ほとんどみんなモロッコの応援の様子。

アフリカ初の準決勝進出とあってここを突破してほしいという熱い思いが伝わってきた。

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一点取られてもまだまだ巻き返せるといわんばかりにさらに熱気はあがっていたけど、後半残り10分くらいのところでさらに追加点をいれられた時のシューンとしぼんでいく雰囲気は、応援していたわけではない私まで悲しくなるほどだった。

 

たかがサッカー、されどサッカー⚽️

ヨーロッパの先進国をあっといわせるんだ!そんな気概がモロッコのみならずアフリカにルーツを持つ人たちに感じられた。

 

国を代表しての試合って、国民感情だけじゃなく、様々な人のルーツの誇りも背負っているんだなと改めて思う。