バイデン勝利
土曜日のお昼ごろにようやく大統領選の結果がでた。
メディアはどこも慎重で当確をなかなか出せなかったが、ついにCNNがbreaking newsとしてだした。
ほっとした。ペンシルバニア州が郵送投票をカウントするに従ってバイデン票が伸びて20人の選挙人獲得、過半数に至った。
その後もネバダ州もバイデン勝利、ジョージアもとバトルフィールドで次々と。ようやくアメリカが正気に戻る時、と書いているニュースもみた。
でも、正直、メディアのニュースを見ていると、こんなに接戦になるとは思えないほど、トランプ支持者の話は聞こえてこない。メディアの在り方はこれでいいのだろうか?と疑問が湧いた。
一方で、DC付近はバイデン支持者ばかりということもあり、お祭り騒ぎ。
旗を掲げてクラクションを鳴らして喜びを表す人たちでいっぱいだった。
勝利スピーチを見た。
正直、バイデンさんのスピーチはあまり内容があるものではなかったが、次期副大統領のカマラ ハリスさんのスピーチは何重ものガラスの天井やぶったということもあり、存在そのものと、人種や性差のマイノリティの困難に立ち向かう大きな一歩を踏み出した思いがこもっていた。
バイデンさんは紹介されると走って出てきたが、立っていても少しフラフラしたりして、高齢なのは隠しようがない。声は力強かったけど。
カマラさんが大統領となる未来も高い確率であるように思える。
反トランプで勝利を収めたものの、これからが本番。トランプ支持者も半分近くはいるわけだし、どう結束を促すのか。よりよい社会になったと思うためには経済、Social justice、inequality、根深い問題が山積みだ。
全てを解決できないものの、一歩を踏み出すことを期待されている。
どんな風にパスを作っていくのか。
興味深い。